こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
あなたは今、「なんかやる気が出ない」と感じていませんか？
何かを始めようとしても、気持ちも体も重く感じ、何にも気力や集中力が注げない。
そんな時、あなたの心と体は実は重要なメッセージを発信しているかもしれません。
そこで今回は、そんな「やる気が出ない」という状態に隠されたスピリチュアルなサインを探り、それにどう対処すればいいのか３つの方法をご紹介したいと思います。
Contents
やる気が出ない時こんな無理をしていない？
まず、本題に入る前に、「やる気が出ない」という感覚について、少し掘り下げてみましょう。
自分自身に問いかけてみてください。
「本当に今、それをやりたい？」「他に今やりたい事はない？」と。
多くの人が、このような問いかけは自分にとってそれほど重要ではないと考え、それよりも「やらなくちゃ」「なんとかしなきゃ」ということの方に意識もエネルギーも注いでしまいます。
日頃からの何気ない、当たり前だと思っているその積み重ねが、ここ一番に「やる気が出ない」という感覚や状態を生み出す原因かもしれません。
例えば、あなたが今、無理をしてでもやろうとしている事は、
●自分が心底からやりたいと感じていること？
●頑張った先に、「よし！」と思えること？
●それとも、常識的な思考や他人の期待に応えるためだけに仕方なく動いていること？
●「やった方がいいんだろうな」「頑張って良い評価がほしい」という考えから無理に頑張ろうとしていませんか？
もしそうなら、やる気が出ないという感覚は、心と体が「ちょっと待って、これ本当にやりたいこと？」「無理をしてでも、今本当にやらなきゃいけないこと？」と問いかけているのかもしれませんよ。
でも、大抵の人は、「あ～あ、仕方がない」とため息をつき、重い体と心をひきずりながらも、頑張ろうとしちゃう。
それは、「やる気が起きないのは、怠け心のせいだ」とか、「ここまでやらずに放っておくからいけないんだ」など、人が言っているのを聞いたり、実際に言われた経験があったからなんでしょうね。
「どうせ、やらなくちゃいけないんだから、頑張るしかない」と自分にムチを打とうとしているのかもしれませんね。
でも、心と体がチグハグしていませんか？
本当は、怠け心などではなく、体のどこかに不調があるからやる気がでないのかもしれないし、ストレスで心が疲れ切っているのかもしれないのに、それでもあなたは、自分を酷使しますか？
無理を押しますか？
「仕方ない」の一言で、全てを片付けてしまいますか？
でも、今回は、ちょっと立ち止まって、考えてみて下さい。
「やる気が出ない」という状態は、実は自分をもっと理解するための大切な機会を与えられているのかもしれません。
上手くいく時と行かない時の自分自身の内面や感情、体の状態のパターンに気付けるキッカケになるかもしれませんよ。
なので、やる気が出ないと感じるのなら、まず、無理や無茶をしていないか、自分の身体や心によく尋ねてみて、自分の奥底に何か原因や本音がくすぶっていないか、よくよく感じてみて下さいね。
やる気が出来ない時の３つのスピリチュアルサイン
では、ちょっと視点を変えて・・・、
この「やる気が出ない」状態にスピリチュアル的な意味はあるのでしょうか？
実は、私たちの心と体は非常に賢いです。
心と体が「ストップ！」することで、それは何か大切なメッセージを伝えている場合があります。
それを無視して頑張っても、上手くいかないかもしれませんよ。
ここからは、「やる気が出ない時」に気づくべき３つの重要なスピリチュアルなサインに焦点を当てます。
これらのサインを理解し、それに応じた行動を取ることで、私たちは心の深い部分からの重要なメッセージを受け取り、快適な生活へと導かれることでしょう。
サイン１）エネルギーが枯渇している
まず、1つ目のスピリチュアルサインは、エネルギーが枯渇しているというサインです。
体が重く、心が疲れているように感じる時、これは休息を必要としているサインかもしれません。
ただただ、心と体が「限界を越えようとしている」「これ以上は今は無理」「休みたい」「何も考えずぼーっとしていたい」と訴えているのかもしれません。
スピリチュアルにおいて、身体的、精神的なエネルギーの枯渇は、内面的なバランスを取り戻すための休息を必要とします。
ただ体を休めるだけでなく、ゆっくりと心にも休息を与え、心身を癒す時間を持つことが大切です。
原因は、何らかのストレスや、もっと他に気掛かりなことがあなたの心を重くしているのかもしれません。
そんな場合は、今、やらない方が良いから、心と体をストップさせようと働いています。
なのに、無理を押しても、怪我や病気を誘発したり、ある時を境に、ド～ンとさらに気持ちも体力も落ちて、本当に何も出来ない状態になっては、元も子もありません。
サイン2）選択・方向を間違えている
2つ目のサインは、あなたが取っている選択や進んでいる方向が間違っているかもしれない、というサインです。
やらなきゃいけないことは分かっていても、目の前のタスクに取り組む意欲が湧かない場合、それはそのタスク自体が本当にあなたにとって重要なものでない可能性があります。
「一度決めたんだから、やらなきゃ」「一度引き受けたんだから、やらなきゃ」と思っているだけで、本当はそこまで無理をしてやる必要がない。
むしろ、それをやらない方が、上手くいったり、他にもっと良い方法があるから、やる気をストップさせているのかもしれません。
このサインは、自分自身の叶えたい願いや目標に向けて、自分が「こうだ！こうやるべきだ！」と思い込んでいることが、実は必要のないことで、その取り組み方や考え方を再度見直す機会を訴えてくれています。
あるいは、進んでいる方向の間違えを気付かせ、方向転換させようとしています。
あなたが今進もうとしている方向は、本当に自分が心から「やりたい」と湧き出てきたものですか？
それとも、損得や様々なリスク、周りの状況を考えて、「こうやるしかないだろう」「こうやるべきだろう」という考えを優先したものではないですか？
結構、ここは重要な分岐点です。
間違った方向へ、無理をして進んでいくと、さらに茨の道しか待っていないことがあります。
やってもやっても上手くいかない。
いつも骨折り損な結果しか出ない。
など続くようであれば、尚の事、「やる気が出ない」というサインは、「方向転換しろ！」の警告ですよ。
サイン3）タイミングが今ではない
3つ目のサインは、タイミングが今ではないというサインです。
何かを始めるには適切なタイミングがあります。
それは、様々な条件が整った時にはじめてスタート！だったり、もう少し様子をみてから判断した方が良かったり。
頑張っている時や早く片付けて次のステップへ進みたい時などは、気持ちが走りますよね。
あるいは、周りがどんどん上手くいっているのを見れば、自分も頑張らなくちゃと焦る気持ちも生じます。
でも、みんながみんな、同じ方法で同じタイミングで上手くいくのか？というと、それは違います。
それに、すべての計画が、今すぐに行動に移すべきとは限りません。
時には、待つことが最善の選択の場合もあります。
このサインは、今、必死に無理をしてやったとしても、またもう一度やり直す必要が生じたり、何か大事なことが抜け落ちていたり・・・と、徒労に終わる。
あるいは、焦らずに、より良いタイミングを待つことを示唆しています。
やる気が出ないスピリチュアルサインへの対処方法
このように、サインを適切に受け取り従うことで、私たちは、本当に必要な事やタイミングと向き合い、より軽やかに上手く人生を歩むことができます。
ここからは、先ほど挙げた３つのスピリチュアルサインにどう対応すると良いのか、具体的な対処方法についてお伝えしたいと思います。
対処方法１）とにかく徹底的に休み浄化とエネルギー補充をする
やる気が出ない時の「エネルギーが枯渇している」というサインは、心と体が休息とエネルギーの補充を求めています。
そこで最も重要な対処方法は、徹底的に休むということです。
休息は単に身体を休めることだけではありません。
心の浄化もまた重要な対処方法です。
ストレスや不安、過度の期待などから一旦自分を解放してやり、心をリセットする時間を持つことで、私たちはよりクリアな思考や精神状態を取り戻すことができます。
この休息と浄化には、さまざまな方法がありまが、まず一番は、「自分に休む許可を与える事」です。
頑張る人は、休むという事に罪悪感を感じがちです。
でも、よく考えて下さい。
いつもとは違うあなたの体の重さや辛さやは、あなたにしか分からない感覚です。
人は、「ゆっくり休んだら？」とは言ってくれるものの、あなたが休まなければ、「なんだ、大丈夫なんだ」としか受け止めません。
なので、きっぱり潔く！
「今日は、何もせず、何も考えず、ゆっくり休んでいいよ。大丈夫！」と自分に許可を与えましょう。
その他の休息と浄化の方法として、瞑想やヨガは心を落ち着け、内面の平和を取り戻すのに効果的です。
自然の中で過ごす時間も、ストレスを減らし、心の安定をもたらします。
また、好きな音楽を聴いたり、好きな本を読んだりすることも、心をリフレッシュさせるのに役立ちます。
休息中は、日常の責任や義務から一時的に距離を置き、自分を緩め、とことん自分がリラックスを感じられることに徹しましょう。
必要なのは、癒しです。
癒しとは、リセットのことです。
この休息時間を利用して、アレコレ思考するのや止めて、ただただボ～ッとするのも良いでしょう。
十分リセットできた上で、エネルギーの補充をしましょう。
質の良い睡眠、栄養豊かな食事、そして心を満たすことも、エネルギーを取り戻す上で不可欠です。
これらの方法は、身体と心の両方に必要なエネルギーを補充し、新たな活力を与えます。
とにかく徹底的に休み、心身の浄化とエネルギーの補充をすることで、私たちは再び活動的で創造的な自分自身を取り戻すことができるのです。
対処方法2） 全く違うやりたいことをやる
2つ目のやる気が出ない時の「選択・方向を間違えている」「タイミングが今ではない」というサインを受け取れた時は、一旦、全く違うやりたいことをやってみましょう。
そして、自分が本当にやりたいことに焦点を当ててみましょう。
人は、どうしても、自分の行動が、生産的で効率の良いものであることを求めます。
なので、違う事をやるとなっても、なにかしら関連したことに意味を見出そうと、結局方向を変えようとしません。
ここを思い切って、全てから一旦離れて、全く関係のないこと、いつもやりたいと思いながらも出来ずにいた本当にやりたいことをやっちゃいましょう！
実は、この方法は、自分の心に新鮮なエネルギーを流し込むだけでなく、その場のエネルギーを変えることにもなるんです。
同じルーティーンを繰り返すことによって、その場の流れを滞留させてしまっている場合もあるので、行動の切り換えによって全く新しいエネルギーが流れ込み、その場が持つ滞留したエネルギーを一新させることになります。
そして、やりたいことをやることによって、知らず知らずに固執していた思考を緩め、新たな閃きやアイディアが生まれたりします。
それに、自分がやらなきゃと思う事は、実は、もっと別の得意な人に託した方が上手くいくこともあります。
要は、自分に向いていないことを無理にやろうとする必要はないということです。
エネルギーが変わることで、自分の得意な事、簡単に出来る事ややり方が浮かぶかもしれません。
なので結局、方向自体は変えなくても、ちょっとやり方を変えたり、順序を変えるだけで、すんなり事が流れ出し上手くいくことだってあります。
本当に心から望むことに集中し、エネルギーを変えることで、やる気も自然と湧いてくるでしょう。
敢えてタイミングをずらすことで、ウソのように心も体も自然とやる気に満ち、前以上に完璧な準備が整うでしょう。
その時が、まさに、ベストなタイミングで、驚くように事がサクサク進んだり、楽に良い結果を得られたりしますよ。
対処方法３）やる気スイッチを探す
３つ目のやる気が出ない時の対処方法は、やる気スイッチを探すことです。
やる気が出ない事でも、ちょっとやり始めると、そのまま最後までやってしまえた！って経験は、ありませんか？
最初は面倒だな～と思いながら始めてみたら、急に集中力が高まって、あっという間に全部出来てしまうなんてことは、多くの人が経験済みだと思います。
これは、人の心と体は繋がっているので、心が動かない時は体を使う事で、なんだかやる気が戻ってきたり・・・という仕組みによるものです。
一種の興奮作用です。
気分が上がらなくても、口角を上げるだけでも、なぜか心が軽くなったり、前向きになることがあります。
少し肩を回して胸を開くような運動をするだけで、「よし！」という気分が戻る事もあります。
このように、自分なりのやる気スイッチを日頃から見つけておくといいですよね。
この香りを嗅ぐと、気分が癒されてやる気が戻るとか、
この曲を聴きながら作業をし始めると、調子が上がって、曲が終わっているのにも気づかず、作業が持続できるとか・・・。
脳には、このやる気スイッチが入ると「出来る」と刷り込まれるので、自分にとってのやる気スイッチをいくつか持っておくと良いでしょうね。
まとめ
今回は、やる気がどうしても出ない時の、３つのスピリチュアルサインと意味、そして、対処方法を挙げて解説をしました。
やる気が出ない時は、単に心身が疲れているということもあれば、スピリチュアルなメッセージが隠されていて、そこからアプローチするのも有効です。
なのに無理をして、やる気がないまま事に当たっても、結局、思ったような結果に繋がらなかったり、逆に倍の労力と時間を費やすことになったりもします。
体に特に不調を感じているわけではなく、なんかやる気が出ないだけなのであれば、一旦全てから離れて、自然とやる気が戻ってくるまで自分を信頼して待つのも得策ですよ。
必ず2～3日もすれば、元の自分に戻れているはず。
先週の今日と今週の今日とは、明らかに違っているはずです。
それをきちんと自己観察できていれば、やる気が出ない時に、イチイチ「ダメだ」と思わなくても、「まあ、そのうち、元に戻れるさ」と楽観的に自分を許し受け入れることも出来るようになりますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖
